【第2弾】周術期クイズ📝
クイズと回答は基本的に周術期管理チームテキスト第4版とガイドラインの中から出題しています。
問題ごとに該当のページも書いてありますので、お勉強にお役立てください。
周術期管理チーム認定制度の筆記試験勉強にも使ってね!
- 【周術期管理チーム認定制度】
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答 B問題・解答 - 周術期管理チームテキスト第4版
※テキストを見ながら慎重に作成していますが、もしかしたら間違いもあるかもしれません。情報によって生じた不利益、損害等については一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。
問題1【術中心停止について】
間違っているのはどれ?
- 術中心停止でもっとも多いリズムは心静止である
- 院外・院内の心停止と比較して予後が悪い
- 循環血液量減少性ショックに対しては、急速輸液を実施する
- 心電図を評価し、心室細動なら電気ショックの準備をする
正解
2:院外・院内の心停止と比較して予後が悪い
👇
院外・院内の心停止と比較して予後がよい。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問1)
日本麻酔科学会/術中心停止に対するプラクティカルガイド
問題2【周術期のアナフィラキシーについて】
間違っているのはどれ?
- あらゆる薬剤で発症する可能性がある
- 原因としては筋弛緩薬が最も多い
- 血中ヒスタミンとトリプターゼ値が確定診断につながる
- 治療の第一選択はノルアドレナリンである
正解
4:院外・院内の心停止と比較して予後が悪い
👇
アナフィラキシーの治療の第一選択はアドレナリンである。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問2)
周術期管理チームテキスト第4版 p602ー604
問題3【清浄度クラス分類について】
間違っているのはどれ?
- 高度清潔区域(クラスⅠ)の室内圧は陽圧である
- 滅菌器材を展開する際は清潔区域(クラスⅡ)の部屋でおこなう
- ICUは準清潔区域(クラスⅢ)である
- 一般清潔区域(クラスⅣ)の室内圧は陰圧である
正解
4:一般清潔区域(クラスⅣ)の室内圧は陰圧である
👇
一般清潔区域(クラスⅣ)は回復室や一般病室などが該当する。
汚染管理区域(クラスⅤ)の室内圧は陰圧である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問3)
周術期管理チームテキスト第4版 p190ー192
問題4【安全管理技術について】
間違っているのはどれ?
- 添付文書は、取扱説明書よりも上位の公的文書である
- 医療機器の購入にあたっては医師と相談する
- 故障率曲線の摩耗故障期では故障率が高まる
- 日常点検・定期点検の報告書は3年間または有効期限に1年を加えた年数保管する
正解
2:医療機器の購入にあたっては医師と相談する
👇
医師だけでなく、専門知識を有する者や日常使用する医療従事者と相談し選択する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問4)
周術期管理チームテキスト第4版 p165ー170
問題5【シリンジポンプ・輸液ポンプについて】
間違っているのはどれ?
- シリンジポンプは、専用のディスポシリンジを使用する
- シリンジポンプは、血管外注入漏れは検知できない
- 輸液ポンプの滴数制御型は、輸液セットに合わせて20滴/mLか60滴/mLにあらかじめ設定する
- 輸液ポンプは、前面ドアを開錠する場合、クレンメを開放してからおこなう
正解
4:輸液ポンプは、前面ドアを開錠する場合、クレンメを開放してからおこなう
👇
輸液ポンプは、前面ドアを開錠する場合クレンメを閉塞してからおこなう
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問5)
周術期管理チームテキスト第4版 p157ー158
問題6【成人のアナフィラキシーショックの対応について】
間違っているのはどれ?
- 治療第一選択薬はアドレナリンである
- 投与法は、アドレナリン0.3mgを大腿部前外側に皮下投与である
- アドレナリン投与後、症状が改善しない場合は5~15分ごとに再投与する
- アドレナリン投与の遅れや投与量の不足が死亡と関連している
正解
2:投与法は、アドレナリン0.3mgを大腿部前外側に皮下投与である
👇
投与法は、アドレナリン0.3mgを大腿部前外側に筋肉内投与である
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問6)
周術期管理チームテキスト第4版 p603
問題7【硬膜外麻酔の禁忌について】
間違っているのはどれ?
- 穿刺部の感染がある場合
- 頭蓋内圧が低下している場合
- 出血傾向がある場合
- 循環血液量が減少している場合
正解
2:頭蓋内圧が低下している場合
👇
頭蓋内圧が亢進している場合。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問7)
周術期管理チームテキスト第4版 p279
問題8【呼気終末二酸化炭素分圧が低下する因子について】
間違っているのはどれ?
- 過換気
- 低体温
- 肺塞栓症
- 閉塞性肺障害
正解
4:閉塞性肺障害
👇
閉塞性肺障害では呼気終末二酸化炭素分圧が上昇する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問8)
周術期管理チームテキスト第4版 p346
問題9【呼吸器系について】
間違っているのはどれ?
- オピオイドは呼吸中枢を抑制する
- 肺コンプライアンスは肺の膨らみやすさを表す
- PaCO₂の正常値は90~100㎜Hgである
- CO₂はO₂と比べて約20倍速く拡散する
正解
3:PaCO₂の正常値は90~100㎜Hgである
👇
PaCO₂(肺胞換気量の指標)の正常値:35~45㎜Hg
PaO₂(血液の酸素化能の指標)の正常値:90~100㎜Hg
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問9)
周術期管理チームテキスト第4版 p334₋340
問題10【手術中に使用する色素について】
間違っているのはどれ?
- インジゴカルミンは、消化管粘膜から分解され代謝される
- インドシアニングリーンは、肝臓から胆汁に排泄される
- 副甲状腺手術では、同定染色にはメチレンブルーを使用する
- 手術の切開線などのマーキングにはピオクタニンを使用する
正解
1:インジゴカルミンは、消化管粘膜から分解され代謝される
👇
インジゴカルミンは、腎臓から尿として排泄される。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問10)
周術期管理チームテキスト第4版 p230₋231
問題11【筋弛緩薬、ロクロニウムについて】
間違っているのはどれ?
- 脱分極性筋弛緩薬である
- 効果発現時間は成人では約1~1.5分である
- 副作用では遅延性の呼吸抑制が起こることがある
- 拮抗薬は基本的にスガマデクスを使用する
正解
1:脱分極性筋弛緩薬である
👇
ロクロニウムは非脱分極性筋弛緩薬である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問11)
周術期管理チームテキスト第4版 p213₋215
問題12【APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)について】
間違っているのはどれ?
- 内因系の凝固能検査である
- 肝機能障害によって延長する
- ワルファリン投与で延長する
- 異常値の場合、神経ブロックは中止になる可能性がある
正解
3:ワルファリン投与で延長する
👇
APTTは、ヘパリン投与で延長する。
PTは、ワルファリン投与で延長する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問12)
周術期管理チームテキスト第4版 p384
問題13【TCIポンプについて】
間違っているのはどれ?
- プロポフォールの投与法、目標濃度調節静注法に使用する
- ディプリバン®注が必要である
- 目標血中濃度、年齢、体重を設定する
- 空になったシリンジは再利用が可能である
正解
4:空になったシリンジは再利用が可能である
👇
空になったシリンジは再利用しても目標濃度調節静注(TCI)を行うことはできない。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問13)
周術期管理チームテキスト第4版 p542ー543・587
テルフュージョン シリンジポンプSS型3TCI添付文書
問題14【アルドステロン症を有する患者の術前評価について】
間違っているのはどれ?
- 副腎皮質からアルドステロンが過剰に分泌される
- 症状は、高血圧、尿濃縮障害、 低ナトリウム血症などがある
- 術前には高血圧や循環血液量の評価を行う
- 薬剤でコントロールされていれば手術は可能である
正解
2:症状は、高血圧、尿濃縮障害、 低ナトリウム血症などがある
👇
症状は、高血圧、尿濃縮障害、 高ナトリウム血症などがある。
【アルドステロン症の症状】
- 高ナトリウム血症
- 高血圧
- 頻尿
- 尿濃縮障害
- 低カリウム血症
- 筋力低下
- テタニー
- アルカローシス
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問14)
周術期管理チームテキスト第4版 p423
問題15【新生児について】
間違っているのはどれ?
- 新生児期は先天奇形に対する手術が多い
- 新生児は高血糖に陥りやすい
- 血液型判定はオモテ検査のみでよい
- 脳室内出血は静脈圧上昇などが危険因子となる
正解
2:新生児は高血糖に陥りやすい
👇
新生児はグリコーゲン貯蓄が少なく、代謝が高い。
そのため、低血糖に陥りやすい。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問15)
周術期管理チームテキスト第4版 p457ー460
問題16【危機的出血への対応について】
間違っているのはどれ?
- 速やかに血液製剤を投与する
- 血液型不明時は、O型の赤血球を使う
- 異型適応血の投与後は溶血反応に注意する
- 交差適合試験の結果を確認してから手術室に搬入する
正解
4:交差適合試験の結果を確認してから手術室に搬入する
👇
交差適合試験の結果が出る前に手術室に搬入する。
その際は「交差適合試験未実施」として保管する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問16)
周術期管理チームテキスト第4版 p581ー584
日本麻酔科学会/危機的出血への対応ガイドライン <2007年11月改訂>
問題17【周術期の深部静脈血栓症について】
間違っているのはどれ?
- 好発部位は下肢のヒラメ静脈である
- 危険因子として下肢の麻痺があげられる
- 高リスクの患者には弾性ストッキングの単独使用のみで高い予防効果がある
- 高リスクの術式には股関節全置換術がある
正解
3:高リスクの患者には弾性ストッキングの単独使用のみで高い予防効果がある
👇
高リスク以上の患者では弾性ストッキングの単独使用の効果は弱い。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問17)
周術期管理チームテキスト第4版 p516ー519
問題18【輸血について】
間違っているのはどれ?
- 出血量増加に応じてRBC、FFP、PCの順で投与する
- 出血量が循環血液量の20%を超えたら輸血を考える
- 回収式自己血輸血では微小凝集塊除去フィルターを使用する
- RBCは投与時に加温する必要がある
正解
4:RBCは投与時に加温する必要がある
👇
RBC(赤血球液)は投与時、通常速度なら加温する必要はない。
しかし、急速に投与する場合は加温が必要である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問18)
周術期管理チームテキスト第4版 p577ー581
問題19【周術期の抗血栓療法について】
間違っているのはどれ?
- 抗凝固薬は抗血小板薬と比べて休薬期間が短い
- 術後、硬膜外カテーテル抜去でヘパリン投与中の場合は投与を一時中断する
- 抗凝固薬には特異的拮抗薬はない
- ヘパリンは作用を拮抗できる
正解
3:抗凝固薬には特異的拮抗薬はない
👇
抗血小板薬には特異的拮抗薬はない。
抗血小板薬による出血の治療は、血小板輸血である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問19)
周術期管理チームテキスト第4版 p513ー514
問題20【下垂体腫瘍摘出術について】
間違っているのはどれ?
- 気管挿管には、らせん入りチューブを選択する
- 静脈ルートは下肢に留置する
- 手術開始前にステロイド製剤を補充する
- 気道確保困難が予想される場合、意識下挿管を選択することがある
正解
2:静脈ルートは下肢に留置する
👇
静脈ルートは麻酔科医側の上肢に留置することが望ましい。
(※手術の際、麻酔器は患者の側方に移動する)
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問20)
周術期管理チームテキスト第4版 p693ー694
問題21【周術期の異常高血圧について】
間違っているのはどれ?
- 原因のひとつとしてターニケット駆血時間の延長がある
- 高血圧が続くと、心筋虚血に陥りやすくなる
- 原因が悪性高熱症の場合、ダントロレンを投与し、身体を保温する
- 術後のシバリングは血圧上昇の誘因になる
正解
3:原因が悪性高熱症の場合、ダントロレンを投与し、身体を保温する
👇
原因が悪性高熱症の場合、ダントロレンを投与し、身体の冷却を行う。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問21)
周術期管理チームテキスト第4版 p600ー601
問題22【術後せん妄について】
間違っているのはどれ?
- 短期間で急速に発症し、意識状態や思考、判断の変化が起きる
- 過活動型せん妄は予後不良である
- リスク因子には術中出血がある
- 誘発因子にはライン・モニター類がある
正解
2:過活動型せん妄は予後不良である
👇
低活動型せん妄は予後不良である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問22)
周術期管理チームテキスト第4版 p638ー641
問題23【術後痛について】
間違っているのはどれ?
- 表面痛のみの手術より内蔵痛が関与する手術の方が術後痛が強い傾向がある
- 術後痛は手術当日24時間が最も強い
- 術後痛による呼吸機能障害は下腹部手術より上腹部手術の方が著しい
- 術後痛による内分泌系への影響には、低血糖がある
正解
4:術後痛による内分泌系への影響には、低血糖がある
👇
術後痛による内分泌系への影響には、高血糖がある。
(カテコールアミン、グルココルチコイド、成長ホルモン、グルカゴンの分泌は増加・インスリン分泌は減少しないため)
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問23)
周術期管理チームテキスト第4版 p774ー778
問題24【悪性高熱症について】
間違っているのはどれ?
- 薬物誘発性の麻酔合併症である
- 遺伝的な素因を持つ
- 病状の進行は穏やかである
- 特効薬はダントロレンである
正解
3:病状の進行は穏やかである
👇
進行は急速で、致死的である。
そのため、速やかな処置が必要。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問24)
周術期管理チームテキスト第4版 p371
問題25【術後悪心・嘔吐について】
間違っているのはどれ?
- リスク因子のひとつに、吸入麻酔薬がある
- 女性に多い
- 術中術後は積極的にオピオイドを使用する
- 予防薬はオンダンセトロンが使用される
正解
3:術中術後は積極的にオピオイドを使用する
👇
術後のオピオイドの使用もリスク因子である。
対策として、術中術後のオピオイドの量を最小限にする。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問25)
周術期管理チームテキスト第4版 p753ー755
問題26【術後合併症について】
間違っているのはどれ?
- 気管挿管の影響で喉頭浮腫による喉頭閉塞を起こすことがある
- 高血圧の原因のひとつには血管内容量の不足がある
- 麻酔回復期には、全身の血管抵抗低下が生じることが多い
- 術後の心筋虚血発作の発生率は手術当日から翌日が高い
正解
2:高血圧の原因のひとつには血管内容量の不足がある
👇
高血圧の原因のひとつには血管内容量の過剰がある。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問26)
周術期管理チームテキスト第4版 p789ー791
問題27【喫煙について】
間違っているのはどれ?
- ニコチンは毒性物質である
- ⾮燃焼・加熱式タバコは術前禁煙の必要はない
- 喫煙の影響として、痰分泌が過剰になる
- 術前はどの段階でも禁煙を推奨するべきである
正解
2:⾮燃焼・加熱式タバコは術前禁煙の必要はない
👇
ニコチンが含まれていないものでも、他の有害物質が含まれている場合がある。
⽇本で正規に⼊⼿できる電⼦タバコはニコチンを含まないのでニコチン置換療法にはなり得ず、使⽤者の増えている⾮燃焼・加熱式タバコは、従来のタバコより少ないとはいえ有害物質を含んでいる。
日本麻酔科学会/⽇本⿇酔科学会周術期禁煙ガイドラインの追記について
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問27)
周術期管理チームテキスト第4版 p405ー406
問題28【術後イレウスについて】
間違っているのはどれ?
- 腹部手術の術後は消化管の蠕動が低下する
- 原因のひとつには大量輸液がある
- オピオイドの使用は術後イレウスの原因になりうる
- 発症したら腸管の回復を待つため、食事は流動食となる
正解
4:発症したら腸管の回復を待つため、食事は流動食となる
👇
発症したら腸管の回復を待つため、基本的に禁食となる。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問28)
周術期管理チームテキスト第4版 p49
消化器ナーシング 2021 vol.26 no10 p14ー16
問題29【医薬品の管理について】
間違っているのはどれ?
- フェンタニルの空容器や残薬は薬剤部に返却する
- ロクロニウムは保管徹底が義務づけられている
- 輸血用血液製剤使用時は必要な事項を記録し2年間保存する
- プロポフォールは保管・管理については法的規制はない
正解
3:輸血用血液製剤使用時は必要な事項を記録し2年間保存する
👇
輸血用血液製剤使用時は必要な事項を記録し20年間保存する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問29)
周術期管理チームテキスト第4版 p37ー38
厚生労働省 医療関係者のための改正薬事法・血液法説明資料
「医薬品・医療機器の適正な使用により、より安心できる医療の提供を」
の公表について 医療関係者による、生物由来製品の安全性確保対策
問題30【筋弛緩薬の薬効別カラーコードについて】
正しいのはどれ?
- Yellow
- Orange
- Warm Red
- Blue
正解
3:Warm Red
👇
Yellow:導入薬
Orange 151:ベンゾジアゼピン
Warm Red:筋弛緩薬
Blue 297 :オピオイド
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問30)
周術期管理チームテキスト第4版 p819
問題31【筋弛緩薬について】
間違っているのはどれ?
- スキサメトニウムは脱分極性筋弛緩薬である
- スキサメトニウムは室温で保存する
- ロクロニウム希釈時は生理食塩水か5%ブドウ糖液を使用する
- ロクロニウムの拮抗薬はスガマデクスである
正解
2:スキサメトニウムは室温で保存する
👇
スキサメトニウムは冷所に保存する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問31)
周術期管理チームテキスト第4版 p213ー215
問題32【中心静脈圧波形について】
拡張期の心室への血液流入を表すものはどれ?
正解
4:拡張期の心室への血液流入
- 👇
- 1:a波…心房収縮
- 2:x下降…心房弛緩・基部の下降・心房内容量減少
- 3:v波…心房の受動的充満
- 4:y下降…拡張期の心室への血液流入
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問32)
周術期管理チームテキスト第4版 p331ー332
問題33【電気メスについて】
間違っているのはどれ?
- ジュール熱で切開・凝固を行う
- バイポーラ式は対極板不要である
- 凝固モードは連続正弦波電流を用いる
- コードを束ねて使用するとコイル部に熱作用が起こりうる
正解
3:凝固モードは連続正弦波電流を用いる
👇
凝固モードは断続的正弦波電流を用いる。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問33)
周術期管理チームテキスト第4版 p155ー156
問題34【医療ガスについて】
間違っているのはどれ?
- 全身麻酔で使用する吸入麻酔薬は、必ず余剰ガスが生じる
- 高圧ガス容器などの集合装置をマニフォールドと言う
- 酸素ガスの圧力は、他のガスより30kPa低い
- 使用済みの麻酔ガスは人体に対して有害である
正解
3:酸素ガスの圧力は、他のガスより30kPa低い
👇
酸素ガスの圧力は、他のガスより30kPa高く設定されている。
(他のガスに逆流・混入することによる低酸素を防止するため)
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問34)
周術期管理チームテキスト第4版 p142ー147
問題35【肺動脈カテーテルについて】
間違っているのはどれ?
- 挿入部位は内頚動脈、大腿動脈、肘動脈が選択される
- モニタリングに使用されるシースは太いものが使用される
- 混合静脈血酸素飽和度の測定には近赤外光が用いられる
- 心拍出量測定法では熱希釈法が用いられる
正解
1:挿入部位は内頚動脈、大腿動脈、肘動脈が選択される
👇
挿入部位は内頚静脈、大腿静脈、肘静脈が選択される。
(上大静脈から右心房、右心室を経て肺動脈まで挿入する)
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問35)
周術期管理チームテキスト第4版 p302ー304
問題36【手術室の環境について】
間違っているのはどれ?
- 室内でスタッフや器材が動くと空中塵埃数は増加する
- 空気感染の恐れがある患者の手術では、室内は陽圧に設定する
- 過度の室内換気は、患者への体温低下の原因になる
- 直接照明として無影灯が使用される
正解
2:空気感染の恐れがある患者の手術では、室内は陽圧に設定する
👇
空気感染の恐れがある患者の手術では、室内は陰圧に設定する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問36)
周術期管理チームテキスト第4版 p82ー84
問題37【心電図について】
心拍以上の心拍数のカウントがあった場合の対応について間違っているのはどれ?
- 体動を確認する
- 電極を交換する
- 誘導を変更する
- 電気毛布の電源を切る
正解
4:電気毛布の電源を切る
👇
交流雑音の混入の場合は電気毛布の電源を切る。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問37)
周術期管理チームテキスト第4版 p151
問題38【酸素ボンベについて】
酸素ボンベの圧力計は5MPaを指している。
内容量3.4L 、流量3L/minの流量で酸素を投与した場合の投与可能時間は?(安全係数を0.8とする)
- 25分
- 35分
- 45分
- 55分
正解
3:45分
👇
ボンベの内容量(3.4L)×圧力(5MPa)×10=酸素残量(170L)
酸素残量(170L) ×安全係数(0.8)/分毎の酸素流量(3L)=使用可能時間(45分)
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問38)
周術期管理チームテキスト第4版 p604ー605
問題39【麻酔回路(半閉鎖循環式回路)について】
間違っているものはどれ?
- 麻酔回路には二酸化炭素吸収材が組み込まれている
- 二酸化炭素吸収材は内容の80%が変色したら交換する
- 一方向弁は、二酸化炭素吸収材を通らずに再呼吸されることを防ぐ
- APL弁は麻酔回路の呼気側に設置されている
正解
2:二酸化炭素吸収材は内容の80%が変色したら交換する
👇
二酸化炭素吸収材は内容の25~50%が変色したら交換する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問39)
周術期管理チームテキスト第4版 p90ー91
問題40【外傷患者の死の三徴候について】
間違っているものはどれ?
- 低体温
- 凝固障害
- 代謝性アシドーシス
- 瞳孔反応停止
正解
4:瞳孔反応停止
👇
一般的な「死の三徴(瞳孔反応停止、呼吸停止、心停止)」とは異なる。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問40)
周術期管理チームテキスト第4版 p761
問題41【電撃反応について】
間違っているものはどれ?
- マクロショック対策として、機器を接地する
- 生命維持装置を使う部署では非接地配線方式を採用する
- 心臓直撃の電撃をミクロショックと呼ぶ
- ミクロショックで心室細動が誘発される電流値は100mAである
正解
4:ミクロショックで心室細動が誘発される電流値は100mAである
👇
ミクロショックで心室細動が誘発される電流値は0.1mAである。
(マクロショックで心室細動が誘発される電流値は100mA以上である)
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問41)
周術期管理チームテキスト第4版 p30ー32
問題42【薬剤について】
間違っているものはどれ?
- チオペンタール…ブドウ糖注射液で調製する
- ドパミン…静脈外に漏れた場合、壊死を引き起こすことがある
- メイロン…投与時はできるだけ太い静脈を選択する
- アルチバ…硬膜外・くも膜下への投与は行わない
正解
1:チオペンタール…ブドウ糖注射液で調製する
👇
チオペンタール…ブドウ糖注射液で調製すると沈殿を生じることがある。
そのため、注射用水を用いる。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問42)
周術期管理チームテキスト第4版 p39ー42
問題43【脊髄くも膜下麻酔後頭痛について】
間違っているものはどれ?
- 術後1~2日に発症することが多い
- 脳脊髄圧の上昇が原因である
- 若年の女性に多い
- 座位で頭痛が増強する
正解
2:脳脊髄圧の上昇が原因である
👇
髄液が漏れ、脳脊髄圧が低下することが原因である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問43)
周術期管理チームテキスト第4版 p288
問題44【輸血について】
間違っているものはどれ?
- 原則として、RBC、FFP、PCの順で投与する
- 出血量が循環血液量の20%を超えたら輸血を考慮する
- 赤血球液投与の際は輸血用のフィルターは不要である
- 危機的出血では交差試験を省略することがある
正解
3:赤血球液投与の際は輸血用のフィルターは不要である
👇
基本的に赤血球液投与の際は微小凝集塊除去を目的とした輸血用のフィルターを用いる。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問44)
周術期管理チームテキスト第4版 p577ー584
問題45【術後痛について】
間違っているものはどれ?
- 横隔膜機能障害を引き起こすことがある
- 心拍数減少、血圧低下をきたす
- 高血糖を生じる
- 麻痺性イレウスに進行する可能性がある
正解
2:心拍数減少、血圧低下をきたす
👇
強い術後痛は交感神経を刺激し、心拍数増加や血圧上昇をきたす。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問45)
周術期管理チームテキスト第4版 p775ー777
問題46【頭頚部の手術について】
間違っているものはどれ?
- 気道確保困難のリスクが高い
- 気管切開術の入れ替え時、チューブは気管切開孔の口側直上まで引き抜く
- 術中の眼球圧迫や牽引により頻脈や高血圧が生じることがある
- 手術終了後、喉頭浮腫を認める場合は抜管せず、浮腫の改善を待つ
正解
3:術中の眼球圧迫や牽引により頻脈や高血圧が生じることがある
👇
術中の眼球圧迫や牽引によって、眼球心臓反射が引き起こされ、徐脈や不整脈が生じることがある。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問46)
周術期管理チームテキスト第4版 p684ー692・740
問題47【術後せん妄の予防について】
間違っているものはどれ?
- 時間や場所を意識できるように援助する
- 可能な限り、身体拘束は避ける
- 水分の摂取を控える
- 患者と会話する
正解
3:水分摂取を控える
👇
脱水の早期補正を行う。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問47)
周術期管理チームテキスト第4版 p640
問題48【術中麻酔管理領域の特定行為について】
間違っているものはどれ?
- 気管チューブの位置の調整
- 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与
- 輸血の投与
- 橈骨動脈ラインの確保
正解
3:輸血の投与
👇
【特定行為】
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連:脱水症状に対する輸液による補正。
脱水症状に対する輸液による補正
医師の指示の下、手順書により、身体所見(食事摂取量、皮膚の乾燥の程度、排尿回数、発熱の有無、口渇や倦怠感の程度等)及び検査結果(電解質等)等が医師から指示された病状の範囲にあることを確認し、輸液による補正を行う。
厚生労働省/特定行為とは
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問48)
厚生労働省/特定行為とは
日本麻酔科学会が行う特定行為パッケージ研修
問題49【心電図異常について】
除細動は不要だが、心肺蘇生が必要な波形は?
正解
- 心室細動
- 心室頻拍
- 心房粗動
- 心静止
4:心静止
👇
横一線のフラットなラインとなる。
直ちに応援と心肺蘇生が必要である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問49)
周術期管理チームテキスト第4版 p313ー316・602
問題50【緊急時の輸血】
適合血の選択について、間違っているものはどれ?
- 【患者がA型】→RBC:A>O
- 【患者がB型】→RBC:B>A
- 【患者がO型】→RBC:Oのみ
- 【患者がAB型】→RBC:AB>A=B>O
正解
2:【患者がB型】→RBC:B>A
👇
【患者がB型】→RBC:B>O
B型の患者には、A抗原に反応する「抗A抗体」がある。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問50)
周術期管理チームテキスト第4版 p581ー582
危機的出血への対応ガイドライン
日本赤十字社【献血まるわかり辞典】vol.5「万能血」
問題51【周術期口腔機能管理について】
間違っているものはどれ?
- 目的は、周術期合併症予防である
- 院外の歯科医療機関とも連携し、協力する必要がある
- 管理料は、手術周術期と化学放射線療法周術期が設定されている
- 全ての手術が管理料を算定できる
正解
4:全ての手術が管理料を算定できる
👇
【周術期口腔機能管理料が算定できる手術】
- 癌手術
- 心臓血管手術
- 生体組織移植手術
- 骨髄移植手術
- 人工股関節置換術などの整形外科手術
- 脳卒中に対する手術
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問51)
周術期管理チームテキスト第4版 p63ー71
厚生労働省/周術期における口腔機能の管理等、チーム医療の推進
問題52【心電図について】
間違っているものはどれ?
- V₁誘導:第4肋間・胸骨右縁
- V₂誘導:第4肋間・胸骨左縁
- V₃誘導:V₄と同じ高さ・前腋窩線上
- V₄誘導:第5肋間・鎖骨中線上
正解
3:V₃誘導:V₄と同じ高さ・前腋窩線上
👇
【胸部誘導】
- V₁誘導:第4肋間・胸骨右縁
- V₂誘導:第4肋間・胸骨左縁
- V₃誘導:V₂とV₄の中間
- V₄誘導:第5肋間・鎖骨中線上
- V₅誘導:V₄と同じ高さ・前腋窩線上
- V₆誘導:V₄と同じ高さ・中腋窩線上
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問52)
周術期管理チームテキスト第4版 p312
問題53【腸間膜牽引症候群について】
間違っているものはどれ?
- 腸間膜の牽引により血管収縮が起こる
- 主な症状は急激な低血圧である
- 頭頚部や四肢の皮膚紅潮を呈する
- 対応は、昇圧剤などの対処療法である
正解
1:腸間膜の牽引により血管収縮が起こる
👇
腸間膜の牽引により、血管拡張が起こる。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問53)
周術期管理チームテキスト第4版 p664ー665
問題54【医療安全について】
間違っているものはどれ?
- 医療過誤とは過失が原因のアクシデントである
- 手術室はアクシデントの発生数が多い
- ハインリッヒの法則は医療安全管理にも当てはまる
- 品質指標はストラクチャー、プロセスの2種類に分類される
正解
2:品質指標はストラクチャー、プロセスの2種類に分類される
👇
品質指標はストラクチャー(構造)、プロセス(過程)、アウトカム(結果)の3種類に分類される。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問54)
周術期管理チームテキスト第4版 p135ー138
問題55【血圧測定について】
間違っているものはどれ?
- カフ幅が広いと高めに測定される
- カフ幅は上腕の経より20%大きいものを選択する
- カフの巻き方がきつくても最高血圧はあまり変わらない
- 日本工業規格では、標準体格の場合カフ幅は13cmを勧めている
正解
1:カフ幅が広いと高めに測定される
👇
カフ幅が広いと低めに測定される。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問55)
周術期管理チームテキスト第4版 p319
問題56【医療ガスについて】
間違っているものはどれ?
- 酸素ガスの圧力は他のガスより30kPa高い
- 遮断弁には、送気操作用遮断弁と区域別遮断弁がある
- 配管末端器の誤接続対策としては外径・内径を変えるピン方式がある
- 揮発性吸入麻酔薬はオゾン層への影響はほぼない
正解
【間違っているものは】
3:配管末端器の誤接続対策としては外径・内径を変えるピン方式がある
【正しい答え】
配管末端器の誤接続対策としては外径・内径を変えるシュレーダ方式がある。
- シュレーダ方式:外径・内径を変えて互換性をなくしている
- ピン方式:小さな穴の個数と角度の組み合わせにより互換性をなくしている
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問56)
周術期管理チームテキスト第4版 p142ー145
問題57【ERASプログラムについて】
間違っているものはどれ?
- 術後回復能力の強化を図り、患者の術後を改善する方法である
- 術後回復を遅らせる3大因子は、術後痛、不動、消化器機能不全である
- 推奨項目には麻酔前投薬や消化管前処置の徹底がある
- 多職種が関わることが前提である
正解
【間違っているものは】
3:推奨項目には麻酔前投薬や消化管前処置の徹底がある
【正しい答え】
🌸推奨項目🌸
- 麻酔前投薬はしない
- 消化管前処置の最小化
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問57)
周術期管理チームテキスト第4版 p75ー77
問題58【SpO₂について】
間違っているものはどれ?
- 酸素飽和度とは全ヘモグロビンにおける還元ヘモグロビンの比率である
- 酸素飽和度と酸素分圧の関係はS字状の酸素解離曲線で示される
- 末梢循環不全があると測定エラーをきたすことがある
- 身体に十分な酸素が供給されているかの指標になる
正解
【間違っているものは】
1:酸素飽和度とは全ヘモグロビンにおける還元ヘモグロビンの比率である
【正しい答え】
酸素飽和度とは全ヘモグロビンにおける酸素ヘモグロビンの比率である。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問58)
周術期管理チームテキスト第4版 p341ー343
問題59【WHOの手術安全チェックリストについて】
間違っているものはどれ?
- チェックは麻酔導入前、皮膚切開前、手術室退室前の3回行う
- チェックリストは施設の状況により修正してよい
- チームメンバーは目視でチェックリストを確認する
- チェックリストの各フェーズは1分以内に終了できるようする
正解
【間違っているものは】
3:チームメンバーは目視でチェックリストを確認する
【正しい答え】
チームメンバーは口頭でチェックリストを確認する。
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問59)
周術期管理チームテキスト第4版 p138ー139
問題60【GCS(Glasgow Coma Scale/グラスゴー・コーマ・スケール)について】
間違っているものはどれ?
- 自発的に開眼:E4
- 見当識あり:V3
- 混乱した会話:V4
- 疼痛に適切に反応:M5
正解
【間違っているものは】
2:見当識あり:V3
【正しい答え】
見当識あり:V5
※参考文献
2023年度周術期管理チーム認定 筆記試験問題・解答(B問題/問60)
周術期管理チームテキスト第4版 p432
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