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しゅがー
手術室看護師
准看護師3年(療養病棟)
正看護師6年(手術室)

【資格】
・正看護師
・YMAA認証マーク取得
・KTAA認証マーク取得

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手術室で使う超音波診断装置(エコー)の基本|エコープローブカバーの装着方法・ボタン操作まで解説

超音波診断装置(エコー)は、手術室でよく登場する機器です。
中心静脈カテーテルの挿入時や神経ブロックの介助など、使う場面は意外と多い。
清潔野で使用するときは、ボタン操作を看護師が担当することも多いんです。
だからこそ、基本だけでもしっかり押さえておきたいですよね!

この記事では、エコーの仕組みからプローブの種類、カバーの装着方法、よく使うボタン操作までまとめていきます。

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しゅがー
もくじ

超音波診断装置(エコー)とは?

手術室で使う超音波診断装置(エコー)は、体の中をリアルタイムで見ながら確認できる画像装置です。
超音波を体内に当て、跳ね返ってくる音波を画像化し、臓器・血管・組織の位置や状態をその場で把握します。

エコーは放射線を使わないため、被ばくがないことが大きな利点です。

手術室では、中心静脈カテーテル挿入時の血管描出、神経ブロック時の神経・血管の位置確認などに使用します。

エコープローブ(探触子)の種類と使い分け

エコープローブには、さまざまな形状があります。
観察したい部位に合わせて使い分けます。

種類形状主な使用部位
リニア型末梢神経など
セクター型心臓・大血管など
コンベックス型腹部など
TV型経腟・経直腸など

内視鏡手術用やロボット手術に対応できるものもあります!

エコープローブカバーの装着方法

清潔野で使用する場合(術野・神経ブロック施行時など)は、滅菌されたエコープローブカバーを装着します。
また、超音波が皮膚との接触面で散乱しないよう、プローブと接触面の間にゼリーを塗布してから使用します。

製品によっては、カバー内にゼリーは不要のものもあります。

装着方法は次の通りです。

STEP
プローブにゼリーを塗布する

※あらかじめ滅菌ゼリーが入っているものや、ゼリー不要の製品もある。

STEP
清潔野で医師がプローブカバーを開いて持つ

介助者がエコープローブを持って、カバーの中に入れる。

STEP
エコープローブがカバーできたら、介助者がカバーの端を引っ張りコードを覆う

※プローブカバーの装着方法は製品によって異なります。

よく使うボタン操作

清潔野で使用する場合(術野・神経ブロック施行時など)は、超音波診断装置のボタン操作は医師の指示のもと、手術室看護師が行うことが多いです。

よく使うボタンは、次の3つです。

Gain(ゲイン)
「明るく(暗く)して!」と言われたら、Gain。
画面の明るさを調整するボタンで、明るくしたり暗くしたりできます。

Depth(デプス)
「拡大(縮小)して!」と言われたら、Depth。
画面に映す奥行きの範囲を調整するボタンで、表示範囲を深く(縮小)したり、浅く(拡大)したりできます。

Color(カラー)
「ドップラーにして!」と言われたら、Color。
カラーモード(血流表示)になり、血流が色で見えます。

  • 赤色:プローブに向かってくる血流
  • 青色:遠ざかっていく血流

おわりに

今回は、手術室で使う超音波診断装置の基本をまとめました。
最初は難しく感じるかもしれませんが、まずはよく使うボタン、Gain・Depth・Colorの3つから覚えてみてください

「明るくして」と言われたらGain、「拡大して」と言われたらDepth、「ドップラーにして」と言われたらColor、と対応できるようになるだけで、現場でだいぶ落ち着いて動けるようになります。

また、機種によってボタンの位置や名前が違うこともあるので、余裕があるときに実機を触らせてもらえると安心です。

ちなみに、超音波診断装置は高額機器です。
プローブ含め、取り扱いには注意が必要です。
落下や衝撃には気をつけながら、丁寧に扱うようにしましょう。

分からなくなったら、また読み返しに来てくださいね。

【参考文献】

  • 讃岐 美智義 編著:手術室のME機器.メディカ出版 ,p262-266,2025
  • NPO法人国際健康福祉センターデバイス研究会 編:手術室デバイスカタログ,金原出版 ,p63-70,2022
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