オペ室がつらくて転職を考えたとき、「次もオペ室?それとも病棟?」と迷う人は多いと思います。
オペ室経験が強みになったという声がある一方で、「新人に戻ったようでしんどかった」という声もあり、感じ方は人それぞれです。
この記事では、オペ室から病棟へ移った人たちの声をもとに、よかったこと・大変だったこと・次の職場選びで気をつけたいことをまとめました。
次の働き方を考える材料になればうれしいです。
この記事は、筆者のInstagramのストーリーズに設置した質問BOXを通じて、フォロワーさんから寄せられたリアルな声やDMのコメントをもとに作成しています。実際の現場での工夫や体験談をご紹介していますが、あくまで一例であり、情報によって生じた不利益・損害等については一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
手術室から病棟へ転職!
次もオペ室にするか、思いきって病棟に行くか…。
転職を考えたとき、同じように迷う人は多いのではないでしょうか。
この質問に、実際にオペ室から病棟・外来へ移った方からたくさんの声が届きました。
「オペ室経験が活きた」という声もあれば、「新人に戻ったようでつらかった」という声もあり、感じ方はさまざまです。
オペ室経験は病棟でも強みになる

オペ室→病棟→オペ室=最強!

新卒からオペ室配属で10年働いて病棟勤務になったけど、清拭とか食事介助とか何一つできない。
入院時の書類も多いし、それもわからない。
やることが違いすぎて、全く違う職種だと感じた。
自分がこんなに使えないのか絶望して、手術室でバリバリ働いてたのが嘘かのように病棟では新人のように働いてました。
でも、外科系病棟だったので、術後の観察や、術前準備、回診は完璧でした。
病棟で2年がむしゃらに働いたあと、オペ室に戻った時は、自分最強だと思った。



術前・術後の患者さんの姿を知ってからオペ室に戻ると、見え方がかなり変わりそうですね。
両方を経験したからこその「最強」なんだと思います
手術の説明ができる



良かった点は、オペ室での流れやオペの内容を患者さんや家族に説明できることです!



良かった事は、術前説明が患者さんに出来て、安心してもらえる事!
大変なのはなにもかもです!



患者さんやご家族に手術の流れを自信を持って説明できるって、本当にすごいこと。
不安な気持ちに寄り添える力も、オペ室経験ならではだなって思います!
実際に見てきた経験は、病棟ではなかなか得られないものだと思います。
術後のケアに活かせる!



オペ室を4年経験し、転職して病棟勤務になりました。
病棟でしかしないような、日常的なケアや採血、ルート確保、記録、退院支援なんてオペ室では絶対しません。
病棟経験はゼロだけど、経験年数はあるので、教えづらい・教わりづらいような気まずい状況もありました。
ですが、Ba挿入とか処置の介助とか、逆に病棟看護師が苦手なところは自信持ってできました!
いいところも悪いところもあると思います。
やったことないことも、慣れれば楽しいです!
オペ室の雰囲気も時々恋しくなりますが、患者さんとお話しできたり、長い経過の患者さんを最後まで見れる病棟も楽しいですよ!



手術を終えた患者さんのその後を知るいい機会になりました!
オペ室時代は救命のために、ストマ造設して病棟へ申し送り。
その後どんな身体的、精神的な過程をたどっているのか分かりませんでしたが、病棟へ移るとこういう段階を踏んで受容していくのだな、ととても学びが深まりました。



給料がアップした!
あと麻酔についてや術中の体位など知識があるのでアセスメントに活かしてます。
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オペ室での流れがわかっているので、より個別性を考えた看護ができるのは良かった。



去年異動しました!
消化器外科病棟だったので、先生も疾患も大体わかるし術後みれるの良かった!



良かったことは、外科系の部署へ異動したので術中が分かると術後のケアや観察へ活かせます!



特に外科系の病棟だと、術式や先生の名前がわかるだけでも心強い印象です。
処置の介助など、オペ室経験者が得意な場面も意外とあるんですね。
病棟に移ってよかったこと


オペ室から病棟へ移ると、戸惑うことも多い一方で「ここに来てよかった」と感じる場面もたくさんあります。
患者さんとじっくり関われる時間が増えたり、術後の経過を自分の目で追えたり、オペ室では経験できない「看護の楽しさ」に気づいたという声も紹介します。
患者さんとじっくり関われる



患者さんと仲良くなれる。
ゆっくり話せることは癒しです!



救急に異動。患者さんとコミュニケーションとれること!
目標見つけて前向きになってくれたら嬉しい!
元々、周手術期、急性期のメンタルケア、家族ケアに興味あり、その分野に関われることが今のやりがいです



よかったことは、直接患者さんと長く関わることで、しっかり患者さんの思いを看護にできること
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大変だけど、やりがいはすごくあるし、患者さんとのコミュニケーションが楽しい。



患者とのコミュニケーションが沢山取れる!
でも多重業務が上手くこなせず悪戦苦闘中、、、



オペ室では患者さんと話せる時間が短いので、ここにやりがいを感じる人は多そうです。
術後の経過を最後まで見られる



手術を終えた患者さんのその後を知るいい機会になりました!
オペ室時代は救命のために、ストマ造設して病棟へ申し送り。
その後どんな身体的、精神的な過程をたどっているのか分かりませんでしたが、病棟へ移るとこういう段階を踏んで受容していくのだな、ととても学びが深まりました。



オペ室から病棟へ移動して2年目…
術後良くなっていく過程を見れてモチベアップしてます。



申し送ったあとの患者さんがどうなったのか、オペ室にいると気になることもありますよね。
その答えを自分の目で見られるのは、病棟ならではだと思います。
働き方・待遇が変わった



自分のペースで仕事ができるし患者様と関わる機会が増えて経過がみれるのがいい!
残業が増えたり書類の処理やカルテ覚えるまで少し大変だったけど楽しい!



あまりやってこなかった清潔ケアや気管吸引はなかなかなれなかった。必要度も訳がわからなかった。
入室時間やお迎えがぴったりに来れない理由がよーくわかった!
私は病棟の方が良いかな。



「お迎えがぴったりに来れない理由がわかった」は、オペ室経験者ならではの気づきですね…!
慣れたら楽しい!



オペ室15年ののちに病棟行きました。
最初はマルチタスクに慣れなくて大変だったけど、色んなケアができるからとても楽しい!



4年目で病棟転職しました!
新卒さんと同じ工程で勉強しました!
私は病棟好きになりました!



最初は大変でも、慣れてくると楽しさが見えてくるようです。
新卒さんと同じように一から学べる環境だったのも大きいのかもしれません。
病棟に移って大変だったこと


オペ室から病棟へ移ると、業務内容も求められるスキルも大きく変わります。
そのギャップに驚いたり、「こんなにできないなんて…」と落ち込んでしまうこともあるようです。
カルテ操作から基本技術、多重課題、患者数の多さまで、まるで新人に戻ったような気持ちになるという声も多数ありました。
経験年数があっても、新人に戻る



新卒からオペ室7年で転職して病棟看護師です。
歴だけ長くても新人なのでめっちゃ大変でした…。



転職の幅は広がります!
しかし、仕事内容が違いすぎて新人同様です。



やることなすことが全く違うためプライドを捨て後輩に教えてもらう事が大切。



経験年数があるほど、「教えてください」と言うのは勇気がいりますよね。
電子カルテ・書類がわからない



カルテの使い方覚えるのが一番大変でした!



入院する際の書類のあれこれを覚えたり、オペ室は違うシステム使ってたので電カル覚えるの大変でした。
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電カルの入退院に関わる所はほとんどやってなかったので慣れるまで大変でした。



電子カルテがぜんぜん分からない!



電子カルの操作、看護技術基本、全て分からず、大変でした。
今は転職し、またオペ室戻りました。



入退院まわりの記録は、オペ室ではほとんど触れないですよね。
ここは誰でもつまずくところだと思います。
「できて当たり前」扱いがつらい



10年ブランクがありましたが、看護師ならできて当たり前扱いで病棟業務をあてがわれてます…



カルテの開き方から違って新人同様です。
でも経験年数あるから分かるでしょって空気が辛かった



良かったことはコミュカ上UP。
大変なことは基本できるでしょ、だから1回で覚えないと、なんでってなる
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仕事の内容が違うから新人と同じなのに、経験者として扱われるのでハードルが高いなぁと感じる。



カルテ操作から、全部!
わかるでしょ感とか、新人みたいに教えてもらえないから辛い!



経管栄養、輸液ポンプが分からなくて、周りの人に嘘でしょ?って言われる。笑



中身は新人と同じなのに、経験者として見られる…。
このギャップがいちばんしんどいのかもしれません。
多重課題・受け持ち人数に追われる



大変だったことは処置や検査、オペ出しなどの多重課題です。
あとシンプルに夜勤がキツイです。



救急に異動。
病棟業務(入退院、転科)、他床受け持ち、看護ケア、リハビリ、内服管理で頭が爆発しそう。



急に1日受け持ち10人!?
それぞれの検査予定や1日スケジュールを把握するのが大変でした(汗)
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オペ室→7年目で病棟です!
一度に複数の患者をみることにも慣れておらず次はあれしなきゃ…
となる中でナースコールが鳴り自分の計画通りに業務が進まないことが始めは慣れませんでした。



仕事覚えるの大変。
時間管理がオペ室とは異なります。
1人の人を見るのと1対数名は違う…



オペ室と違って何人も患者を受け持つので、時間に追われタスク管理が大変でした(汗)



オペ室は基本的に「1人の患者さんに集中する」働き方なので、ここは大きな違いですね。
合う・合わないは人それぞれ
病棟に移ってみて、「やっぱりオペ室が合っていた」と感じた人もいます。
オペ室が恋しい・オペ室に戻った



病院の方針で2年目全員強制異動があり、オペ室から緩和病棟へ異動しました。
良かったことは残業と夜勤でお給料が上がったこと、平日休みが増えたこと、「私点滴変えたり清潔ケアしたり看護師っぽいことしてるな~」って思えることです笑笑。
大変だったことは、新人からオペ室だったので採血やルート確保、吸引などの基本的な看護技術をオペ室ではほとんど経験できず、ーから練習して慣れなければいけないことです。
看護師なのにそんなこともできないのか、と思われていそうで悲しくなりました。
あとは内服薬を覚えることや患者さんや家族とたくさんお話しなければいけないのもオペ室とは違って大変でした。
オペ室が大好きでしたし、今は残業も増えてとっても大変です…
戻りたいです。



新人から5年オペ室経験し育休取得1年で戻るとICU配属になりました。
オペ室勤務時に夜勤で救急外来に出てたので、ある程度の処置などはできていましたが、初めての処置や病棟経験だったのでフォローついてくれていましたが…
風当たりは悪かったです…。
なんでこんなのもわからないの?何年目?1回言ったからもうできるでしょ?
みたいな感じで。
聞きにくいし、正直全然楽しく無かったです!
異動希望出してましたが、叶わずオペがやりたくて転職しちゃいました。



新卒からオペ室で10年目に病棟でましたが、記録もどこ開いたらいいのか…そっからでした。
新人じゃないので私のいるところは勤務もすぐに準夜や深夜に入りました。
日動である程度わかってから準夜などに入るならまだ…って感じですね。
私は病棟は無理だったので今は救外で働いてます。



オペ室→病棟に1年半いました!
わたしは患者は寝てるに限る!
って痛感して現在オペ室です笑笑



異動では選べなくても、転職なら自分で働く場所を選び直せます。
「合わなかったから戻る」も、ちゃんとした選択肢のひとつだと思います。
「向いていないかも」と感じることも



オペ室からオペ室に行きたかったのにNICUになり絶望してます。
病棟のことわからないだけではなく、実習以外で触れたこともない新生児でわからないことだらけで嫌いになりそうです。



今年転職でオペ→病棟です!
やるとこなすこと全部違くて向いてないとすでに思ってます。



病棟は毎日同じことの繰り返しや患者のわがままに心がやられます。
全然楽しくないです。



向き不向きがあるのは自然なことですよね。
無理に合わせ続けるより、自分に合う場所を探すほうがいい場合もあると思います。
オペ室経験者が次の職場を選ぶときのポイント


みなさんの声を見ていくと、「病棟が合うかどうか」だけでなく、「どんな職場に移ったか」で感じ方が大きく変わっているようでした。
次の職場を選ぶときは、次のような点を確認しておくと安心です。
次の職場選びで確認したい3つのこと
- 経験者でも、教育体制があるか
- 夜勤に入るのは、日勤である程度慣れてからか
- 希望の配属先(オペ室・外科系病棟など)に入れるか
ただ、こうした内部の事情は、求人票だけではなかなか分かりません。
「希望と違う部署に配属された」「新人扱いしてもらえなかった」というギャップを減らすには、事前に情報を集めておくことが大切です。
看護師専門の転職エージェントなら、職場の雰囲気や教育体制、配属の実情なども聞ける場合があります。
すぐに転職するつもりがなくても、情報収集のひとつとして使ってみるのもおすすめです。



オペ室経験者に合うエージェントの選び方は、こちらの記事でまとめています。
まずは求人を眺めてみるだけでも、気持ちが少し軽くなるかもしれません。
おわりに
オペ室から病棟へ移ることは、大きな環境の変化です。
やりがいを感じる瞬間もあれば、想像以上の壁にぶつかることもあり、その両方の声がリアルに寄せられていました。
どの選択肢が正解かは、人によってまったく違います。
大切なのは「自分がどこで安心して働けるか」「どんな看護をしたいのか」を見つめ直すこと。
迷ったり、環境を変えたりしながら、自分に合う場所にたどり着いている人もたくさんいます。
どこにいても、あなたの経験は必ず活きます。
心がつらいときは無理をせず、安心できる働き方を大切にしていけますように。
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